何色のヘナで染めましょうか

 

ヘナ染めを希望したら

何色で染めましょうか、、と

担当の美容師さんに聞かれた？？？

 

残念ですが天然のヘナはオレンジ色に

染まるだけです。

 

 

 

 

茶色とか黒色に染まる天然ヘナはありません。

 

 

 

 

もしかしたら、、、、

 

バイオテクノロジーで研究されて

茶色や黒色に染まるヘナが

あるのかもしれない、、、、

 

まぁ、その様な先端化学で研究するほど

ヘナはメジャーではないと思いますけど。

 

 

 

 

僕の知る限りでヘナは

オレンジ色の色素を持っているが

植物には脱色する力が無いので

黒髪を染めてもそのまま。

 

 

 

 

だけど白髪にオレンジ色に染まる作用を

利用しているのがヘナの白髪染め。

 

 

 

とまぁ、これが天然100％ヘナの常識。

 

 

ってことは、、、

ヘナで染める時に

「どんな色にしましょうか」と

聞かれるのは変でしょう、、、。

 

 

オレンジ色しかないはずなのに

 

 

 

 

 

 

世に中にはヘナに似せた

紛らわしいいヘナもどきが存在している。

 

 

 

そのひとつにヘナに人工染料を配合している

「何ちゃってヘナもどき」がある。

 

 

 

 

これは人工色素を配合してあるヘナ、

 

ヘナの色素ではなくて化学染料で染めるので

白髪は茶色や黒く染めることができる、

香草カラーなどの染料もこのタイプ。

 

 

 

髪を脱色する薬剤を使っていないので

白髪は染まるが明るくはならない。

 

 

 

 

 

天然色素のヘナは何度も染めることで

色が重なり深みが出て

黒髪もヘナのオレンジ色で若干だが

明るく見える。

 

 

 

化学染料のヘナは、、、

白髪には一度で茶色や黒く染まるが

染まっている部分に上塗りすると

黒くなりすぎたりする（元の黒髪より

黒くなる）。

 

 

 

 

それより気になるのは色よりも

髪のパサつき、

リタッチで伸びた部分だけを染めるなら

問題は少なそうだけれど

重ねて塗った髪のパサつきが気になる。

それとカラーチェンジが難しい（不可能に近い）。

ま、個人的な感想ですけど。

ここで言っておきますが

ヘナに化学染料を配合した

「何ちゃってヘナもどき」やケミカルヘナを

否定しているのではありません。

使う側（美容師）が理解して

ゲストに納得してもらうのなら問題は

ないと思うが

天然のヘナと色素が入っている

ヘナの区別もつかないようだったら

手を出さない方が無難でしょうね、

迷惑するのはゲストですから。

 

 

 

さてここまではヘナとか化学染料を混ぜた

ヘナの話でしたが天然のヘナ染めの時に使う

別のハーブがある。

 

 

 

それがインディゴというハーブで

ヘナはミソハギ科の植物だが

インディゴはマメ科の植物、

 

ヘナもインディゴも同じと思っている方が

いるようだけれど違う種類の植物。

 

 

 

 

 

インディゴの使い方はというと、、

 

単独で使うことは無くヘナで染めた後

さらにインディゴを使って染める方法が

一般的になります（これが

ヘナとインディゴの二度染）。

 

 

 

 

その他にヘナとインディゴを混ぜて

一度で染める方法がありまして、

 

本来ならばヘナで染めてからインディゴで

再度染めるのだが、

 

ヘナとインディゴを混ぜて一度で

済ませてしまう染め方。

 

 

 

 

そのハーブがハーブブラウンとか

ハーブマホガニーと呼ばれていて

商品にもなっている。

 

 

 

ヘナもインディゴも天然の草だから

ケミカルアレルギーがある人が使っても

大丈夫だけれど気になるのが染まり具合。

 

 

 

ブラウンとかマホガニーなど言葉にすると

濃いめの茶色などに染まるイメージを

持つでしょう、

 

しかし使うヘナやインディゴの量が

少ないのでヘナとインディゴで

二度染した時のようには行かない。

 

 

 

 

ヘナとインディゴを4：６で混ぜているのが

ハーブブラウンで

2：８がハーブマホガニー。

 

 

 

二度染と比較すると使っているヘナや

インディゴの量が少ないんだ、

 

 

これでしっかりと染めようなんて無謀

っていうかムリ。

 

 

 

もっともヘナやインディゴなど

天然成分100％の草で

染めようとしているのですから

化学染料のような染りを期待することに

無理がある。

 

 

 

 

だからといってハーブブラウンも

ハーブマホガニーが使えない、、、、

ってことは無くて

天然の白髪染めを理解すれば良いだけ。

 

 

 

 

例えば白髪が少ない状況での

ハーブブラウンは染め損なったように見える、

 

要するに一口で白髪と言っても

気になる部分や量は人それぞれ。

 

 

 

 

それに合わせた白髪染めは

どんなハーブが最適なのかは美容師側が

提案しなければならないでしょう。

 

 

 

ブラウンとかマホガニーという

イメージだけ先行させると

失敗した、、、と思われてしまうでしょう。

 

 

 

天然の白髪染めは自分がヘナに

合わせるところから始まるのです。

 

 

 

色は選べないかもしれないけど

天然のヘナから受ける恩恵は計りしれないですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

月に一度の白髪染めはハーブブラウン、

白髪は70％ほど

 

 

 

 

 

 

 

ヘナのインディゴの完璧二度染、

オレンジ色は許さないそうです。

 

白髪は30％ほど

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハーブブラウンとマホガニーの中間で、

白髪は前髪に集中（70％）しているが

後頭部から下は少ない、、かな。

 

 

７週間おきに染めている。

 

 

 

 

 

 

 

 

長野の文系美容師のブログはこちらでも

 

 

 

 

 

髪や頭皮に負担をかけず染めるのは

天然成分100％のハナヘナ だけ

 

 

 

 

 

 

 

長野と上田でハナヘナのことでしたら

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