明るく染まるヘナの話

 

 

明るく染まるヘナ

ヘナ染めを希望だけれど

明るく染たい、

赤く染まるのはイヤだ

、、、、と言う。

 

 

それではなぜ

ヘナ染めをしたいのか、

 

 

白髪が気になり

1ヶ月も経たずに染めていると

髪がゴワゴワ、

 

パサパサになるのが気になる。

 

 

 

そしたら知り合いから

ヘナ染めは髪が傷まず

ツヤが出るから良いと聞いた。

 

 

 

その知人もヘナで染めているので

自分もヘナ染めに変えようかと

思ってるのですが、

 

ヘナは明るく染まらないと

聞いたけれど

それは本当でしょうか、

 

と言う問い合わせについて。

 

 

 

 

 

 

 

白髪染めは薬剤メーカーの

たゆまぬ努力？で

 

明るく染まるのが当たり前になり

今では白髪を生かした？

 

ハイトーンのメッシュ系

白髪カラーまで現れている。

 

 

 

そのせいでしょうか

白髪は明るく染めるのが

当たり前のように

思われているようです。

 

 

 

だから天然のヘナ染めも

明るく染まって当たり前だと

思ってしまう方もいるようだが

天然の葉っぱが髪を脱色して

明るく染めるなんてことは、、、、

 

３秒くらい考えれば分かるはず。

 

 

 

 

 

ようやく本日のテーマ

なぜヘナで明るく染まるのか

 

昭和生まれの僕が

美容師になった頃の白髪染めは

ほとんどが黒染め、

 

それが徐々に

明るく染めることができる

白髪染めが開発されたんだ。

 

 

 

 

それが令和の時代には

オサレな明るい白髪染めが

当たり前になっている。

 

 

 

しかしヘナと言えば

白髪しか染まらず

色味もオレンジ色だけでは

勝負できない、

 

 

そこでヘナを売りたいメーカーが

化学薬品を混ぜ

カンタンに染まる

明るいヘナ染めを扱い始めた。

 

 

 

 

 

ヘナの天然という響きは

髪に良いイメージがありますから

従来の白髪染めには無い天然成分を

売りにしたかったのでしょうね。

 

 

 

 

ヘナと表記してあれば全てが

天然のヘナだと思うようですが

中身はまったくの別物、

 

 

ケミカルヘナとかHC染料ヘナで

別名「何ちゃってヘナもどき」と

呼ばれている。

 

 

 

 

言っておきますが

何ちゃってヘナもどきを

否定する話でははありません、

 

 

天然成分100％のヘナとは

違うジャンルの染料だと

言っているだけです。

 

 

 

 

まぁ、天然100％のヘナでも

古かったり、、、など

怪しいヘナも多いのは事実だが

この話を始めると

800字ほど必要になるので

 

またの機会にってことで。

 

 

 

 

ハッキリ言いましょう

 

白髪を染めたい、

明るく染めたい、

希望の色味で染めたい、

でも髪のダメージを無くしたい。

 

 

 

ハッキリって無理な相談、

 

薬剤を使うなら希望の白髪染めを

手に入れることはできるが

無傷で済むなんて都合の良い話は

どこにも無い。

 

 

 

 

それならばヘナ染めはと

飛びついても草の葉っぱで

白髪を染めるのですから

 

貴方の希望に応えることは

まぁ、無理でしょうね。

 

 

 

 

インドの大地に自生している

草の葉っぱのヘナは人の白髪を

染めるために

生えているのでは無く

人が勝手にヘナの成分の特徴を

利用しているだけ、

 

 

 

 

要するにヘナに

自分を合わせることで

その恩恵を受けることが

できるのです。

 

 

とまぁ、

長々と書いてきましたが

 

答えはカンタンで

天然のヘナ染めに明るさとか

色味を期待するのはムリ、

 

 

それではヘナ染めをしている

知人の髪がなぜ明るく

染まっているのでしょうか。

 

 

 

 

知人の髪を見て無いので

想像だけで考えると、

 

白髪はケミカルカラーで染めて

その後ヘナでケアする方法がある、

 

ヘナは髪のケアにも

なりますからね。

 

 

 

この方法だと髪は明るく染まるが

色味は選べない、

 

ヘナはオレンジ色の色素を

持ってますからね。

 

 

 

 

次に考えられるのは

 

ジアミン色素やHC染料を配合した

ヘナも多く出回っているのです。

 

 

 

中にはケミカルカラー剤なのに

ヘナを少しだけ混ぜてヘナカラー、、、

なんて表記してある

カラー剤もみたことがある、

 

やりたい放題ですね。

 

 

 

 

それでは何故そのようなことが

起きるのかと説明すると

更に800字ほど必要になるので

カンタンに説明します。

 

 

それはヘナが髪や

頭皮に良いというイメージが

あるのでそれを売りにして

他のカラー剤との差別化したい、

 

 

それと天然のヘナで染まるには

経験や知識が必要だが

ケミカルヘナは誰が使っても

カンタンに染めることができる。

 

 

 

まぁ、誰が使っても

カンタンに染まるって説の方が

ケミカルヘナを発売した

理由のような気がしますけど、

 

メーカーは常に売れる商品を

考えてますからね。

 

 

 

 

 

 

も一度言っておきますが

 

ケミカルヘナを否定していません、

ただ天然のヘナと同じだと

考えてはいけないのです。

 

 

 

 

でもね、、、

その区別ができない美容師くんが

多いのも事実。

 

 

 

白髪を染めるとき

明るく染めたい、

 

色味を選びたい

（まぁ、色味など10日もすれば

飛んでしまいますけどね、

特に寒色系は瞬間芸に近いかも）ならば

無理にヘナで染めない方が

よろしいんじゃないでしょうか。

 

 

 

ヘナとインディゴの２色染め

 

 

 

明るく染めたいことと

髪のダメージレスを

混同してはいけません。

 

 

 

 

天然のヘナで髪を染める、

それは自分の我を通すのでは無くて

ヘナを受け入れることです。

 

 

 

 

 

髪や頭皮に負担をかけず染めるのは

天然成分100％のハナヘナ だけ

 

 

 

 

 

 

 

長野と上田でハナヘナのことでしたら

長野の文系美容師まで。

 

 

ハナヘナに興味がある方、

問い合わせはラインからお願いします。

 

美容師さんも歓迎

 

 

 

 

 

 

 

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